議員ボケ

自民党女性議員の視察という名の観光旅行が話題になっているが、問題はいくつかあって、問題はこの辺りだろう。

・コスト意識の欠落

国によっては議員出張はエコノミーの国もあるわけで、国民の増税とか、社会封建料の引き上げを繰り返すのであれば議員もコスト削減をしてもらわないといけない。

それが出来ていない。

 

 

ストレートに言えば日本はアメリカの植民地であって宗主国アメリカの財務長官様がエコノミーで出張されているのに、参院の芸能議員レベルがこのざまでは宗主国様に失礼ではないだろうか。

 

 

・成果のチェック

視察の成果や報告がネット上に必ずアップされて国民がチェックを入れられる仕組みがない。後援会のサイトで御座なりな写真と詳細が不明な視察報告では無意味。

議員歳費は日本が突出して高い問題や、

toyokeizai.net

定期昇給もない企業が多い中で議員の歳費ばかりがいつも上がるわけだから、成果のチェックを国民が容易にできる必要はあるだろう。デジタル化はそういうところでも機能するようにしてもらいたい。

 

本質的な問題は無能でも与党の名簿一位なら確実に当選できる比例制度の悪用や、投票率の低さからくる組織を押さえれば当選できるシステムも考える必要が有る。

また、入れる政党がないということで自身が政治に関与する、主権者としての意識が低い国民の問題が一番大きいことは確かだ。

結局、与党ボケで入れる政党がないとしても、意図的に野党に入れて4年おきに政権がひっくり返るような事態であれば緊張感が生まれてくるだろう。

売店も競争がないと殿様商売になり、競争があるとお客の事を意識するようになるのと同じことで、右翼とか左翼の議論に振り回されず、国民の事を考えるように政府与党に緊張感を与えるという考え方を有権者は持つ必要が有ると思う。