ビルメンと芸者、愛人

大型ビルだと経験はないが、小型ビルだと、オーナーや管理人が金持ちの愛人とか芸者の水揚げで一般社会に戻った人というケースが時折ある。

本人が、そう話すこともあるし、社内でそういう話が流れたりする。

そんなけばけばしい人はあまりおらず、その辺のおばさんにしか見えないことも多い。

ビルの上に住んでいたり、通いだったりする。

個人的には浜松町というか、芝とか、小伝馬町とか、人形町辺りで時折そんなビルがあったように思う。

私ですらそんな物件を何件か知っていたのだから、世間には大金持ちがたくさんいるのだろう。

むしろ水商売崩れで、清掃員をやっているような人は前職の色がついて奇人が多いように思う。旦那も堅気じゃないとか。

社内であれには近寄らないほうがいいといううわさが流れていたりする。

水商売崩れというと不動産屋にも多い。メンタルが太くないとやっていけないからだろう。

とはいえ、個人向けアパート専門のような不動産屋で営業をしているねーちゃんもキャバクラ崩れが多いと言われる。

都内の繁華街だと水商売専門の不動産屋がある。

スペック問わず、入居させてくれる物件を持っているわけだ。

不動産は管理も含めて何でもありだし、雇用のバッファなのだなというのがよくわかる。