れいわ新選組

ビル管理のような底辺職に従事している私からすれば、政治からハブられているのは理解している。

日本の場合、民主主義といっても他の西洋諸国のように革命で勝ち取ることができず、敗戦で与えられたという極めて情けない経緯で民主化されたわけだ。

それが、冷戦時にアメリカの駒として民主主義を名乗りながら戦犯の子孫を起用して、自民党が結党され、アジア的開発独裁となんちゃって民主主義のハイブリッドで運用されるという似非民主主義的な一面を持っているように思う。

それはさておき、現在の日本でも底辺用の政党というのは一応あって、公明党だったり、共産党なのだが、まあ創価アレルギーや共産アレルギーで、支持するのが難しいという層は一定数あるようで、突如れいわ新選組などという政党が出てきたのはその辺りが原因なのだろうなと思う。

本来であれば、冷戦終結時に共産党自己批判して西洋の社民主義的政党に生まれ変わってくれたらよかったのだが、そうはいかなかった。

個別の政策については完全一致はできないが、属性を考えると共産党には一定の理解を示していたので、残念だった。

そう考えると、私みたいな属性にとってはれいわ新選組はありがたい一面がある。ここも個別政策については完全一致はしないものの、それはどの政党も同じであって、民主主義は糞の中からましな糞を選ぶ行為だと思うので、そこは気にしない。

政党は政党であって宗教カルトでは困る。