父が肺がん(その4)

数日前、職場に父から電話が来た。退院するという。入院日から数えて9日目となる。

金はどうするのかと尋ねると、キャッシュカードは持っていたので、払えるとのこと。

幸いにも祝日なので、有休を取ることもなく、来院できた。

日勤勤務のビルメンなので、作業立ち合いが無ければ土日祝日は休むことが出来る。宿直現場だとこういうときは大変だろう。

当日になり、病院に行くと、父が待合室で荷物を持って座っていた。祝日なので、会計はやっていないとのこと。待合室も人がおらず、警備員がいるだけだった。支払いは次回診察日でよいとのことだった。

退院できたので、当然だが、元気そうである。

次回診察日は平日だが、有休を取らずとも一人で通院できそうだ。

支払いは20万も行かないだろうとのこと。後期高齢者なので、そんなもんだろう。

最近、高齢者の負担率を上げろというネット上のステマみたいなものを見かけるが、選挙前ということもあるのだろう。

dappiと検索すればわかるが、与党が工作員を使っていたという件があった。

www.tokyo-np.co.jp

ja.wikipedia.org

理解はできるが、子供がビルメン勤めのような低収入の底辺の場合、親の治療費用の負担額が増えたら困るわけで、社会システムというのはあちらを立てればこちらが立たないから四六時中あちこちで揉めているわけだ。

車で連れて帰ったが、郊外という名の不便なところなので、店舗も広い駐車場の郊外型店舗が多い地域である。買い物渋滞で流れも悪いところもあった。

ようやく家に着いたと思ったら、車庫の近くでガキが遊んでおり、神経を尖らせながら車庫入れをしたら車を擦ってしまった。最悪。

ガキを轢くよりはましだと考える。

父に昼食を作ってあげて終了。

父がいない間は食事を作るのが面倒なので、毎日うどんだった。一応、野菜は入れて気をつかったつもりだ。ご飯はまとめて炊いて小分けして冷凍して、それを昼食の弁当に用いていた。

また、これまで通り、飯を作ってやらないといけない。

ふと気づいたのだが、オムツをしている。

どうしたのかと尋ねると、術後は切ったので力めずに、便秘になった。浣腸をしてもらったが、それ以降、緩くなってしまったので、オムツをするようになったとのこと。

尿漏れ失禁の話は聞くが、大のほうもそうなのか。

傷が完全にふさがって力むことが出来れば治るのか、そのままなのかわからないが、頭が痛い。