母が亡くなり、父と二人で自炊をしているわけだが、自炊をしても食費が高い。
二人しかないし、50代と70代でたくさん食べるわけでもないし、食材を余らせないようにすると小口で割高な買い方になってしまう。
休日に安いスーパーに行ってまとめて買うというのも大変で、たくさん買っても冷凍させることになるが、冷凍したら解凍しないといけない。
手間が増える。同じ食材が延々続くのもうんざりする。
野菜も萎びたり腐ったりするから大変。結局、半分に切ったものを都度買うしかない。割高だ。
よくわからないが緑色の濃い野菜があればよいのだろうということで、ほうれん草とか小松菜は意図的に摂取するようにする。ピーマンは嫌いなので買いません。
これも煮るか、みそ汁に入れるかしかできない。
キャベツとかキュウリとかレタスもなるべくサラダにして出す。トマトは嫌いなので買いません。
食事は私が作ることになっていて、帰宅後、最寄り駅の駅前スーパーで買い物をして、帰宅したらそのまま台所直行で作る。
最寄り駅に到着した時点で夕食づくりが始まっているのだ。これが結構しんどい。
帰宅後休憩したいが、その分時間が伸びてしまう。
だから、簡単に作れるものしかできない。
そうすると単純に何かを味付けもせず、焼くだけになる。せいぜい塩を振るだけ。
味付けをしながら作業をするというのはわからないし、面倒。
豚肉→アジの干物→野菜炒め→繰り返しとなる。
週末はかわいそうなので刺身を出すこともある。こんな感じだ。
それでも寂しいのでたまに果物を出す。果物も割高なのね。
昼食は私は弁当だ。余ったご飯と冷食を詰めて持って行く。
冷食もコロッケ、唐揚げみたいなものしかないけれど、まあ昼はこだわる必要もないだろう。
父は袋麵だ。父は料理が全くできない。母がぐったりして横になっていても、起こして何か作ってもらっていたくらい。とはいえ、洗濯や掃除の半分はやってもらっているので悪く言うのも忍びない。
賞味期限に振り回されるのが結構大変。数日放っておいたくらいですぐ腹痛などは起きないとは思うが、気になる。
そういうわけで牛乳や卵は買いにくい感じ。
肉は豚ばかり。安いが、鶏肉って衛生上危ないと聞いたので、リスク回避で買わない。ネットで調べると包丁使いまわしたらいけないとか書かれていた。そんなのめんどくさい。
先日、牛肉を買ったが貧乏人ばかり住んでいる街のスーパーの為か、明らかに厚さが薄い。ステーキ肉とか書かれていたものを買ったら面積はあっても厚さが段ボールくらいじゃないか。
殆ど家事やったことなかったからな、ある意味新鮮な体験だ。