先日、イトーヨーカドーが衣類をやめるような報道があった。
手元にイトーヨーカドーで買ったYシャツがある。
とてもよくできた商品で、タンスの中にあるほかのYシャツに比べ、崩れないし、傷まない。
GMSの衣類はひたすら他社に押されっぱなしで、瀕死の状態という報道がよくされていたことは知っている。
そういう中で頑張って作った商品なのだろう。
目の前で見ていてもよくできていると思う。でも売れなかったのでしょうね。
だから撤退になってしまう。
商売は難しいですね。
物の良しあしというよりもGMSに服を買いに行くという流れを作れなかったわけだ。
身内の某コンビニみたいに大量の広告を投入して流れを作るということもできなかったのだろう。
転職を繰り返した私だが、小売りの店員をしていたことがあって、モノを売るのは難しいと思った。現場レベルの売り子の作業に付加価値をつけることは不可能だということも悟った。流れが速く、予測が困難で、気まぐれ。鳴門の渦潮みたい。
マス商品はすべて自販機やそれに近いシステムにするのが合理的に思う。