美少女フィギュア

いい歳して、美少女フィギュアを持っていたりする。

まあ、わずか2体だ。

理由は何となく欲しくなったからだ。

 

元々、ゲームやアニメには全く興味がなく、何が流行っているかもわからないくらい。

だいたい家にゲーム機などない。

テレビゲームのゲームってあまりにも複雑で大変そうなので、やる気が起きないというのが本当のところだ。

ソリティアくらい単純なものでないと私の脳みそでは無理なようだ。

アニメも見ない。テレビ自体どうも番組の作り方とかが恣意的だったり世論誘導臭が強く感じるので、テレビも見ないのだ。

家族が食事の時に見ているものを一緒に見るだけで、食事が終わればこちらはさっさと自室に引っ込むので、番組内容など理解もしていない。

それではどうやってフィギュアに興味を持ったのかと言えば、自分もよくわからないのだけれども、Youtubeやニコ動でボイスロイドの動画を見るようになった辺りからだろうか。VOICEROID劇場とかその手のカテゴリーですね。

 

まあ、高齢独身低スぺの私にとっては都合の良い物語が多いからでしょう。これでアニメ的な映像への抵抗感が下がった感じ。

これはYotubeの機能だろうけど、興味のあるものと関連するものの動画が出てくるからそれでフィギュアの動画なども出てきてそんな中で買う気が出てきたように思える。

とはいっても何を選べばよいかわからない。だいたいキャラクターのベースとなるゲームやアニメに興味がないから。

 

そこで通販するショップのページに行って、商品画像を見て、見てくれが気に入ったのを買うという感じとなった。

何を購入したのかはあえて申し上げないが、まあ買った。

サイズ感が今一歩把握できずに買ったが、到着してみると30㎝弱程ある。

慌てて、陳列ケースも買う。

ケース到着後、箱から出してみる。多少の付属品を組み立てる。一応、白手袋をして作業をした。

塗装の溶剤臭がする。抜けるまでどのくらいかかるのかなと思う。

 

陳列ケースに入れると、なんというか、いかにもという感じだ。

非現実的なプロポーションの美人がいる。

その辺を歩いているリアル女性で、こんな体形の美人とか見ないよなあ。

「三次元より二次元キャラのほうが美人」という人がいるが、その気持ちが分かった気がする。

天辺から爪先まで、均一に整っている。隙もない。

汚いものを一つずつ排除していった先にあるのだろうな。

リアル女性と縁がないので風俗に行くことはあるが、まあ金払ったからと言って、超絶美人がいるわけでもなく、基本的には流れ作業の中なので、そこでは満たされないイレギュラーな部分は、動画やフィギュアで補っていくのだろう。